赤点
2001年10月14日明日、だってテストだもん。
国語だって。
つか、なんもやってないっつー噂ですよねー。
アーァー。
だって昨日は、友達とサイゼいってたし。
今日は、三軒茶屋まで演劇見に行っちゃったし。
帰ってきたのは、9時だし。
眠いし。
でもヤバイし。
でも危機感ないし・・・
っていえば嘘になるけどさ。
今は、日記書きたいから書いちゃう。
うん、欲求には勝てないのだ。うはう。
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ででででー、今日見た演劇についての感想☆
ラ・ヴィータっていう白井晃主演のやつで。
あらすじは、どう言葉でまとめていいかわかんないけど…簡単にまとめると自分の過去の自分だったり今まで関わってきた人達と改めて振りかえるというか・・・・。まぁ、そんな感じの話。開演の時間になっても暗転にならないからいつ始まるんだろう×2ってどうしたのかなー…って思ったらイキナリ役者(白井晃)がでてきて…話し始めて・・・だんだん暗くなって・・・トップ(みんながいうスポットライト/本当は違うケド)だけの状態になって・…。嗚呼、こういう演出もあるんだなぁって。舞台セットだったり演出だったり、演技だったり。ウン、やっぱプロだなぁって…。はじめ本当、意味わかんなかったし。「死」を考えた時の話で。話の内容が奥深かったし。一緒に見てた兄貴も「結局何がいいたかったのか最後までわかんなかった」って云ってたし(笑)。高校生向けではないかもねぇ。だけどね、だけど・・・あたしは、結構この人が言いたかったコトも分かったし。言葉だったり文章だったりでは言えないけど「ああ、こういう事か」って。なんとなく感じ取れた。白井晃が云ってた台詞で「人間には、二度主役になれる瞬間がある。まずは生まれた時。もう1つは死んだ時だ。」…この言葉に強く心を動かされたっていうか・・・。妙に納得しちゃう自分がいて。昔死んだ親父の事を思い出して…。小学校の頃、あんだけ憎かった親父。だけど、だけど、奴が死んだと電話で病院から連絡が入った時。固くなって白いタンパク質の塊になった親父のまだ生暖かい体温を思い出して、自然と出てきた涙。何故か全てを許せる気がした。なんでか分からないけど。借金だけ作って、頭可笑しくなって…イキナリぽっくり逝っちゃった親父。突然すぎた。死んだことによって家族は安心したし。きっと其れが彼にとっての罪滅ぼしであったし。白井晃自身、「駄目な奴だったけど最後に自分を肯定したがってる」って…。そう云ってたけど・・・。最後ぐらい、主役になって。最後には、どんな憎い奴でも死んだことによって全てを許せてしまう…不思議な力。
神様なんて信じてないけど、きっと…科学的には解明できない事実が…感情がここにあるんだろうなって思った。
幼い頃描いていた夢は現実とはなりえぬものになったとしても…。
いくら自分を嫌いだと。
存在を肯定できなくても。
本当の最後には、自分を肯定できちゃうのかなぁって。そんなコトを思ったりした。
そういう儚さだったり
そういう複雑な事を劇にできちゃう発想や演出に
また、私は感動したという訳です。
あまりに素直に出てきた涙に
自分でもビックリした次第であります。
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しかーし、今日はわりと充実してました。
勉強なんか、ぜーんぜんしてなくてヤバイんですけどね。・・・ンー、やっぱ自分は芸術に触れてる時が1番落着いていられるし。
1人のが楽で楽で仕方ないし。
だけどテスト休みが明けたら部活だし。
大変になるぞーぉ(笑)。
うわぁうー。
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